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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

エッセイ

 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 

 

〈感想 □〉

ブログでは「一人交換日記」のほうが先でしたが、こちらも読みました。

重要なのは「レズ風俗に行きましたレポ」より「さびしすぎて」の方に重点が置かれている、という点です。

高校卒業までは平穏な人生を過ごしてきたものの、大学を中退しアルバイトを始めてから摂食障害含む精神疾患を経験した作者さんが、人のぬくもりを感じたいためにレズ風俗へ行ってみる……というものです。

一人〜の内容がすでに分かっているので、内容にはすっと入り込めました。

しかしレズ風俗という個人的には非日常的なものがあるからでしょうか、ほんの僅かな現実のズレみたいなものは感じました。風俗嬢の方の描かれ方には非常に好感が持てます。

このような具合で「読み手側としては」というフィルターに通さざるをえないところが、この作品の難しいところであり、面白いところであると思います。

一番読んでいてきついと感じたのは摂食障害のところで、ロッカーにこんにゃくを……というもの。こればかりはその状況に陥らなければわからないことでしょうから、外野がどうこう言うものではないと思います。

この本を読んで面白いと感じた方には次回作も読んでほしいし、一人〜の方で色々と感じるものがあった方はこちらも読んでおくと良いのではと思います。