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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

虐殺器官

本以外の感想

私用につき3週間ほど放置していましたが、片付いたので再びこれまで通り更新していこうと思います。

 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

もう先月の話になるのですが、映画版「虐殺器官」を見に行ってきました。

「ハーモニー」の劇場版を見た時、なぜ映画館で見なかったのかと激しく後悔したので、今度こそはと思い映画館へ。

ラヴィス・シェパード役の中村さんとかジョン・ポール役の櫻井さんとか、好きな声優も多数出演しているということで、耳が幸せでした。

原作の感想はこちらのブログでも書いていますが、これまでの映像化作品同様、色々変更もあったりしました。

 

 

 

映画版は主人公クラヴィスが招喚されジョン・ポールなる人物について尋ねられるところから始まります。

サラエボでのテロを発端に、先進国では個人情報を徹底的に管理することでテロへの備えとしている一方、後進国では内戦が勃発。クラヴィスは内戦の中にちらつくジョン・ポールという謎の人物の暗殺を命じられチェコへ行き、交際関係があったルツィアに接触。

ラヴィスの母親関係の描写が無くなった代わりに、ルツィアとの関係に重きが置かれていましたが、ルツィアが非常にイメージしていた通りのキャラクターだったのですんなり見られました。

しかしジョン・ポールのインパクトが強すぎてクラヴィスが若干霞んでいるような気がしなくもありません。

見た目はまったく普通の人なのに(8割くらいは声が理由で)明らかに怪しい人物で意味深なセリフが多い、しかしサラエボのテロの時には……という部分もしっかり描かれていて非常に好感触でした。

あれだけ声で説得力を持たせられるキャラは早々いないと思います。最終的にクラヴィスはジョン・ポールに突き動かされたようなところが感じられましたし。

原作はもっと淡白に終わっていた印象だったので、原作未読で映画から入った人でもきっと楽しめる映画です。

それにしてもピザが美味しそうでした。ハーモニーのカプレーゼの時も食べたくなったのを思い出しました。