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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

累 10

コミック

 

累(10) (イブニングKC)

累(10) (イブニングKC)

 

 

 

〈感想 ▲〉

累10巻です。前半は前巻に引き続き、いざなと透世の過去がメインです。

開始から読者には死亡が明かされ、かさねにとっても野菊にとってもどこか暗澹とした影を落とすような印象であったいざなですが、なぜ死んだのかを知ると印象が真逆になります。

かさねをかばって死んだけれど、その後の羽生田のセリフもなかなかくるものがあります。

野菊を監禁したことで一旦落ち着いたかと思いきや、ここで1巻に登場した五十嵐幾が再登場。過去のかさねにとっては真理に気付いた重要人物であり、ニナの顔を使って舞台に立っていたかさねも幾にとっては契機になった人物でした。

その幾と野菊の顔を借りたかさね(咲朱)がダブルキャストで同じ舞台に立つ、という新たな展開が10巻の後半部分になります。プラネタリウムの場面は1巻から比べて増したかさねの強さを感じました。

早速幾がかさねの正体について気付いているのですが……そして野菊の行方を追っていた天ヶ崎も動き出します。

11巻ではどうなるのか楽しみです。巻末おまけの、顔の交換の限界にチャレンジするかさねが面白かったです。