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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

2016年下期のオススメ

まとめ記事

前回(2016年上期)はこちらをご覧下さい。

 

99bun.hatenablog.com

 

年の瀬が近づいてきました。まったくそんな感じはしないものの、なんやかんや色々あった2016年が終わろうとしています。

ルールは前回同様、一人の作家につき一作まで、という以外は自由に選んでいこうと思います。

今回は「小説」「ライトノベル」からになります。

読書傾向が変わって母数が減ったので、2017年は上期と下期に分けずまとめて年末に出すのでも良いような気がします。

そのあたりはまた6月末あたりの記事数で決めます。

 

 

 

ただ、それだけでよかったんです

第22回電撃小説大賞の大賞受賞作。読む人によってここまで印象が変わる作品は、早々無いと思います。

ああ良い話だったと思うもよし、なんて胸糞な話だと憤るもよし……どんな感想を持っても良い、ある意味では非常に懐の広い話と言え、インパクト大でした。

善人は稀、腹立つ所も多々あるけれどそこが良い! 感情がどちらに傾いでも大丈夫という覚悟をもって読みたい一冊です。

 

  

「少女奇譚 あたしたちは無敵」

少女奇譚 あたしたちは無敵

少女奇譚 あたしたちは無敵

 

少女と、日常の中に含まれている不思議の関わりを描く五つの短編が収録されています。

少女の持つ妖しさとか危うさだとかが、とても自分のフィーリングに合っていると感じられる一冊でした。

読み返すとやはり好きなのは表題作なのですが、世相を反映すると結末がきついですね。その厳しさも含めて好きです。

 

 

「官能と少女」

官能と少女 (ハヤカワ文庫JA)

官能と少女 (ハヤカワ文庫JA)

 

こちらも可愛らしいジャケットに惹かれて手に取った一冊でしたが、いざ読んでみるとジャケットの印象とは違う生々しい世界間にびっくりさせられました。

この中から一つ好きなものをと言えば「雪の水面」なものの、単純に好きと言ってしまっていいのかどうか悩みます。 

こういう作品が好きな人は必ずいると思うと同時に、自分もその一人であると言わざるをえません。

 

 

「トコとミコ」

トコとミコ

トコとミコ

 

今年最後の記事となった作品ですが、読了後の満足度も申し分なく、どうしてもオススメに入れたかった一冊です。 

ある二人の女性の一生を語るにはこれだけのページ数で十分なのかと、読後はつい唸ってしまいます。

これまでの流れを辿った上での最後のやり取りがたまらなく好きです。

 

 

 

以上4冊を2016年下期のオススメとさせていただきます。

今年は、2012年から2015年にかけて守ってきた300冊というラインを下回り、小説の読書数も減った一年でした。

2017年からは年2回でなく年1回にしても良いかもしれません。

今年も一年、当ブログをお読みいただきありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。