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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

緋色の聖女に接吻を -白き翼の悪魔-

ライトノベル

 

緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)

緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)

 

 

 

少女向けライトノベルレーベルの単発小説を読むの、とても久しぶりのような気がします。

ラノベは特に作家買いが顕著ですが、この作家さんの作品はやはり好きです。

少しヘビーなものが読みたいと思っていたところだったのでちょうどよかったです。

 

アリーチェは8歳の頃に教会で拷問を受け死にかけていましたが、悪魔バルキネスト契約することで生き延び、復讐のため教皇の座に就くことを志します。

最初はもっと薄暗い話を想像していたものの、序盤のアリーチェとバルキネスのやりとりで意外と軽い話だと感じたのは最後まで続き、すんなり読み切れました。

バルキネス、この外見で口が悪いというのがとても好みです。アリーチェも非常に強く自分で道を切り開く系のヒロインで良かったです。

アリーチェの実父が娘を前にしても正体を見破れなかったという点は残念だな程度に思っていたものの、その後判明する黒幕がこれまでの甘々な展開からは想像がつかないぶっ飛び具合で、若干引き気味になりながら読了。

個人的に好きなのが、最後の最後で明かされる神の接吻絡みのところですね。

物語そのものはそれほど長くないのですが、きっちりした作りで最初から最後まで楽しめました。程よく内容を忘れかけたところで再読したいです。