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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

チーズは探すな!

その他実用書

 

チーズは探すな!

チーズは探すな!

 

 

 

この本は、かの有名なスペンサー・ジョンソンの「チーズはどこへ消えた?」とは反対の内容を書いたものです。

真っ向から否定するというより、逆に考えるとこうなる、という内容。

本書そのものは薄いのですぐ読めますし、「チーズはどこへ消えた?」の再読にもなって良い一冊でした。

 

「素晴らしい書物」に出会ったネズミたちは、変化を受け入れることを選び、迷路の中でチーズを探す日々を送っていましたが、ネズミたちの中には現況に疑問をもつねずみがいました。

登場する三匹のネズミ、マックス、ゼッド、ビッグは異なる特徴を持ちながら、自分なりの方法で迷路の外へ出る方法を考えます。

反論するのが趣旨ではありますが、意外にも攻撃的ではない内容です。

どちらかというと、こちらの本を導入にして「チーズはどこへ消えた?」を読むというのが良い方法なのではないかなと思います。

この本単体で読めば、迷路は自分の中にあるものであるとか、迷路の中にいたままでは得られる知識には限界があるといったくだりは納得がいくものであります。

この三匹のネズミは、迷路を作っているのは誰か、チーズを動かしているのは誰かについて考えますが、では他のネズミが間違っているかといえば、おそらくそんなことはないのでしょう。

人によって迷路とチーズは違う、という前提を持って読むべき一冊だと読後に思った本でした。私は面白かったです。