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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく

ライトノベル

 

後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく (コバルト文庫)

後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく (コバルト文庫)

 

 

 

前作との繋がりも楽しいコチラのシリーズ、3巻目は衣や刺繍がメインのミステリーです。

毎回趣きが違うミステリーが楽しめていいですね。

これまで登場した主人公カップルだと、ひょっとしたら氷希と翠蝶が一番好きかもしれません。

 

両親からは後宮入りを期待されて育った翠蝶は、右目に傷を持ちその他にも様々な悪評を持つ皇弟の氷希と結婚させられることになってしまい、半年という期間を設けて皇帝の寵愛を得られるかどうか賭けに出ます。

氷希は前作にも登場していたのですが、物語が進むに連れて、良い人(?)になったなあ、と……翠蝶の氷希に対する猥褻呼ばわりはちょっと笑いました。

前の二巻がわりとダークな印象強めの作品だったので、今回の最後の謎は重すぎず良いなと思いました。

少女向けのライトノベルで後宮ものだと、後宮の妃嬪はさておき皇帝が寵妃に愛を貫き通すということにもなりえると思うのですが、このシリーズはそういうことをしないので安心して読めます。そこのところ気になってしまう質なので。

メインキャラクター以外では安敬妃が好きです。この人まで悪者だったらどうしようかと思っていました。

帯にある通り、順に読んでも好きなものから読んでも楽しめるシリーズで、今作も安定して面白かったです。