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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

2016年上期のオススメ

まとめ記事

前回(2015年下期)のオススメはこちらをご覧ください。

 

99bun.hatenablog.com

 

少々後半に食い込んでしまいましたが、今年ももう半分終わったということで、 2016年上期のオススメを決めてみたいと思います。

ルールは、一人の作家につき一作まで、という点を除けばなんでもありですが、やはりメインは小説なのでフィクションでなおかつ現代に作られたものでまとめていきたいところです。

読書傾向の変化により、全体的に小説やライトノベルを読む機会が減りました。

今回は「小説」カテゴリのみからとなります。ライトノベルの新規開拓をあまりしませんでしたからね。

順不同で、折りたたみ記事です。それではどうぞ。

 

 

 

 

「うそつき、うそつき」

うそつき、うそつき

うそつき、うそつき

 

 嘘発見器の装着が義務付けられた国というディストピアが舞台のこちらの作品、設定で一気に引きこまれてとても楽しく読めました。

世の中何を信じたら良いのか分からなくなってくるような物語です。

ちょっとした小道具の使い方も好き。ラストは、この作品ならこうなるのが妥当だと思えるような終わり方ですし、読了感も悪くはないです。

 

 

「水光舎四季」

水光舎四季 (徳間文庫 い 65-1)

水光舎四季 (徳間文庫 い 65-1)

 

小さくも特別な能力を持っている子供達が集まる寄宿舎の物語。

ジャケットのイラストの温かい雰囲気もとても好きなのですが、内容も非常に読んでいて心があたたまるようなエピソードばかりです。

とても読みやすいので、ちょっとした時間を作ってホッとしたい時に読むのがオススメです。

 

 

ヤマユリワラシ ー遠野供養絵異聞ー」

ヤマユリワラシ ―遠野供養絵異聞― (ハヤカワ文庫JA)

ヤマユリワラシ ―遠野供養絵異聞― (ハヤカワ文庫JA)

 

歴史ものでありファンタジー要素もあり民俗学的要素も上手く噛み合っている、とても良い時代小説でした。

とにかく物語全体の雰囲気と、ストーリーの決着の仕方が好きです。

読むべきとは思っているもののなかなか手が出ない時代小説ということで新鮮でしたし、読了後も爽やかに感動できる一作でした。

 

 

「ブランコ乗りのサン=テグジュペリ

もともと好きで読んでいた作家の作品なので期待値も高く設定していたものの、それを遥かに上回っていく素晴らしい作品でした。

ハードカバーが出版された頃に触れなかったことを悔やむほどです。

危うい均衡を保ちつつも美しい少女達の空気感がたまらない一作でした。私はやっぱりチャペックが一番好きです。

 

 

 

以上4作品を上期のオススメとさせていただきます。

 

舞台がファンタジーだったりサイバーパンクだったり時代小説だったりと舞台は違いますが、いずれの作品も、どこか世界観が特殊、というところから入っていく作品のように思えます。

小説や文学作品であればブログに感想を書けるのですが、傾向が変わって実用書が増え書きにくくなっていた中、2016年上期は安定して面白い小説が多い期間となりました。

ただ、個人的にはもう少し全体的にフィクションを増やしていきたいです。

ブログでは感想を書けないけれどオススメなものをまとめて紹介する、みたいな記事も作りたいですね。

その辺りを意識しつつ、2016年下期も頑張ってたくさん読んでいきます。よろしくお願いします。