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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

グレッグのダメ日記

児童書

 

グレッグのダメ日記

グレッグのダメ日記

 

 

 

個人的に昨年から大変気になっていた1冊です。

冒頭で「ママが自由帳ではなく日記帳を買ってきてしまったのであってこれは日記帳ではない」と述べられている通り、厳密な日記ではないです。

等間隔の罫線が入った中に文章と絵が書かれています。この辺がいかにも悪ガキ(失礼!)の日記帳らしくて良いですね。

 

タイトルの通り、グレッグのダメさ加減がそこかしこに滲みでた自由な日常、といった内容です。

絵がとても可愛らしいです。記号的で子供らしい絵です。

ダメさ加減とは言いますが、大人目線から見たらダメなのであって、グレッグみたいな子は学校では人気があるタイプのような気がします。

ただ選挙のポスターは流石にやり過ぎだと思います。

「女性にしつれいなざっしをもっていたことについて……」「女性のみなさん、ごめんなさい!」の一連の場面は笑いました。上手い問答でした。

内心親に悪態をついていたり、友達に対する不満を書き散らしていたりするところが、多感な年頃に入り始めた頃の少年の心情が見られてとても良いです。

お行儀の良い児童書もそれはそれで好きなのですが、こういう子どものダメなところを前面に押し出した本もなかなか楽しい。

他にもアメリカの子供文化を子供目線で見られる面白い1冊でした。