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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

悪夢障害

科学数学

 

悪夢障害 (幻冬舎新書)

悪夢障害 (幻冬舎新書)

 

 

 

新しく「科学数学」カテゴリーを設けました。自然科学全般や数学系の本はこちらのカテゴリーです。一部の心理学系統はこれまで通り「メンタル」カテゴリーです。

まず前提として、私は目覚めた直後であれば見た夢をよく覚えている方です。そして夜型。夜型は悪夢を見やすいらしい……

もちろん中には良い夢とは言い切れないものも含まれていまして、実はそちらの方が多かったりするのでこの本を手に取るに至りました。

 

この本を書いた方は精神科医。タイトルの「悪夢障害」とは、「極度に不快な夢を繰り返し見ることで睡眠が妨げられ、日常生活に支障が出る」病とのこと。

金縛り(睡眠麻痺)についても書かれていました。筋肉が弛緩しているレム睡眠中に目が覚めるとこの状態になるようです。

ASD(自閉症スペクトラム障害)・ADHD(注意欠如多動性障害)と悪夢の関連性について、独自性・創造性と関連があるのではという記述が興味深かったです。

作曲家の悪夢が題材でないかと推察されるベルリオーズの「幻想交響曲」はこの本を読んで初めて聞きました。イヤホンで聞いたらものすごく怖かったです。

実用性があるのは第七章の「悪夢と付き合う奥義」の項でしょう。

この本では夢日記をつけることを推奨しています。明晰夢を見る方法としてよく聞きます。

悪夢は何なのかだけでなく対処法もまとめられている良書です。

現在抱えているストレスがどれほどのものかという指標として、夢について考えられる1冊です。