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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

累 4~6

コミック

 

累(6) (イブニングKC)

累(6) (イブニングKC)

 

 

前の記事の続きです。6巻の表紙が本当にいいです。大好きです。

丹沢ニナとして成功を収める最中にかさねのところにやってきたのは、透世にそっくりな顔をした女性、野菊(画像右)。

彼女はかさねの異母妹で、野菊の母が現在のニナのような立場にいました。

とても美しい顔をしていながらも、父親(かさねにとって実父、二人の面識は無いようです)から虐待を受けてきた野菊は、ある日父を殺害し、あらゆる手を使い生きていくことに決めます。

かさねにも野菊にも協力者がいて、どちらも「極端ではないが醜い」容貌なのですが、野菊サイドの天ヶ崎はいつか手のひらを返しそうな気がしつつも、何か憎めない感じなんですよね。

かさねと野菊は友人になるものの、徐々に野菊は丹沢ニナの秘密に近づいていき、ニナ本人と接触、依頼を受けてニナを殺害。

ニナを失ったかさねは再び醜悪な顔に戻ってしまい、自暴自棄な生活を送るも、次の顔として野菊を求める一方で、野菊はかさねを激しく憎悪しているというのが4巻から6巻。

もういっそかさねと野菊がくっつけばハッピーエンドじゃないか……と思わせるような展開を見せつつ、かさねは野菊の身の上を知らないのに野菊はかさねの正体を知っており、破局がじりじり近づいてきています。

二ナの殺し方や、かさねの別れの言葉など、細かいところも非常によくできています。

気になることといえば、52話のラストの野菊の台詞が誰を指しているのかいまいちわからないところでしょうか。

このままかさね対野菊の一騎打ちにはならず、一波乱あるかもしれません。続きは7巻以降で。

 

漫画の他にも小説「誘」が刊行されており、こちらは「累」の前日譚で、透世が主人公の作品です。漫画の方とはやや毛色が違います。

最新刊の刊行が先月で、7巻の発売予定は11月。まだまだありますね。

続きが気になって仕方ない作品です。いつもは漫画の実写化はあまり好きではないものの、この漫画だけはドラマ化とかしないかなーと思っています(丹沢ニナ本人とかさね版二ナはぜひ同じ人で!)。