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無量一読

わりとなんでも読む読書中心の感想ブログ。

前進する日もしない日も

エッセイ

 

前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)

前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)

出版社/メーカー: 幻冬舎
 

 

「すーちゃん」シリーズの益田ミリさんのエッセイです。

読書は作者との対談と言いますが、エッセイは「聞いてよ会社で上司がさ〜」「分かる〜」みたいなノリになる内容のものが多いようにかんじられます。
この本も、そんな「分かる〜」が満載でした。

エッセイで描かれているのは、何てことはない作者自身の日常生活です。
自分がそこまでまだ年数があるからか、30代後〜40代前半のエピソードと言われてもあまりピンとこないところがありますが、共感するというよりもところどころでウンウンと頷くような気持ちになります。
好きな内容を部分ごとに選ぶと「母と温泉」「ジャスフォー祭り」など、その年になったら自分もこうなるかもしれないと思えるところばかりです。
「母と温泉」は当事者からすると溜まったものではありませんが、オチにクスッとしてしまいました。
30代後半あるいは40代前半の独身女性の日常、自分にとってはもしかしたらいつか来るかもしれない未来のことかもしれません。
そうなった時に、こんな風にささやかな日々を楽しめていたらいいなと思うのでした。
もともと絵柄が好きな方なので、4ページくらいの漫画だともっと良かったなと思います。